こんにちは!リンクスの石井です

「週3ぐらいで更新するよ」日記なのに、
気づけば平日は毎日書いてます。笑
完全に習慣になりましたね!!この調子でやってくぞーう!!


さーて、きょうは前回の続きです。

前回は「就労移行支援とは何か」 についてお話ししました。
今回は「就労移行支援以外のはたらく選択肢」についてお話しします。


まず、前回の復習。
就労移行支援事業とは、
障害を持った方が一般企業に就職するためにトレーニングを行い、就職する。
その支援をするための事業です。

利用料は世帯所得に応じて変わりますが、
多くの場合において無料もしくは月9,300円で利用ができます。

前回の記事について詳しくはこちら
http://www.yamasho-links.work/archives/7973280.html



そして、今回は就労移行支援以外にも選択肢があるよー、
ということについてお話しします。

うちは就労移行支援事業所なので、
「なるべくなら就労移行支援について興味を持ってもらいたい!」という
気持ちもありますが(笑)、

障害を持った方に少しでも
「こんなに選択肢があるんだよ」ということが伝わればいいなという
気持ちが何よりなので、
この記事を読んで、ぜひ興味を持っていただけると幸いです。



さて、障害を持った方(おとな)には、「就労移行支援」以外にも、
作業所というところで軽作業などを実施してその給料・工賃をもらう、
「就労継続支援」という選択肢も存在します。



「就労継続支援」には「A型」「B型」があります。
その違いについては以下の通りです。



[就労継続支援A型]
・雇用契約を結ぶ
・一般に通常の事業所との契約が困難な人が利用
・賃金:¥ 67,795 / 月

[就労継続支援B型]
・雇用契約を結ばない
・一般に通常の事業所との契約および雇用契約に基づく作業が就労な人が利用
・工賃:¥ 15,033 / 月(平成27年度)


こうしてパッと見ると、
「A型の方がお金もたくさんもらえるし、いいじゃん!」
と思われる方も多いでしょう。

でもどちらがいいかというのは一概には言えません。

今回もまた長くなりそうなので(笑)

今回は「就労継続支援A型」についてのみ、お話します。


[就労継続支援A型って?]

A型とB型の決定的な違いは
「雇用契約を結ぶか、結ばないか」という点です。
A型では雇用契約を「結びます」

「雇用契約を結ぶ」ということは、労働基準法に基づき、
所定の就業時間、就業ルールに則って働くということです。
具体的にはどういうことか。

A型の事業所では、利用者に対して
各都道府県で定められた最低賃金以上の時給を支払わねばなりません。
埼玉県だと時給871円(小売業。平成30年3月現在)以上です。

また、週20時間以上働く利用者に対しては、社会保険の加入義務があります。
ほとんど一般企業と同じですね。

ですので、A型事業所としては利用補助金に依存するだけではなく、
利用者の労働力を相応の価値に換える努力が求められます。
結果としてA型の場合、一般企業と同じように、
利用者には多少労働のノルマなどが設けられる可能性があります。


[A型の事業所選びで注意した方がいいこと]

A型の事業所において、
利用時間が週平均5時間未満の利用者は利用補助金の減算対象になります。

利用時間には、働いている時間に加えて、間に取る休憩時間が含まれます。
一般的に、休憩時間には賃金が発生しません。

このルールの関係で、
A型事業者側には短時間しか働けない利用者を積極的に採用できない
インセンティブが発生します。

また、
「1日平均5時間以上、利用者に頑張って働いてもらおう」という
企業努力以外に、

収入のほとんどを補助金に依存しているA型事業所には、
「利用者の労働時間を短くして、利用時間(=拘束時間)を長くすれば、支払賃金を少なく、かつ補助金も満額受け取れる」
という、負のインセンティブも発生してしまいます。

結果として、利用者にほとんど働かせず、
「来るやいなや休憩時間を何時間も取らせて帰らせる」という
本来の目的にそぐわない悪質な事業所が存在していることも事実です。


A型事業所の利用を検討されている方はこうした点も
踏まえながら事業所選びをしてみるといいかもしれませんね!



そんなかんじです。
次回はB型について説明したいと思います!


外あついよぉ・・・

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