私の名前はL・K・フロッグ。ここ時の街、川越で人間を探求している。

リンクス川越事業所、ここは様々な人の「働く」をサポートしている障害福祉事業所だ。


のんだくれ



私はここに流れ着いて、まだ1年にも満たないが、ここを古巣としている人もいる。

今日も、リンクスの就労移行を利用して就職して卒業していった人たちが顔を出している。

就労しても、「究竟頂」は開かなくても、人生は続き、生きて行かなきゃならないらしい。

リンクスは就労後もサポートをやっているし、就労定着支援事業も始まり、そっちを利用する卒業生も出てきている。

人間にとって仕事をして生きるとは何なのか、謎深い問いといかけだ。

これまで蒐集した資料のメモても、いくつかの断片が読み取れる。

海の向こうでは、労働は高次の存在に負わされた重荷であるとの考え方もあるらしい。

neko











そうかと思えば、働くことを美徳と考えている民族もいる。現代の人類のように、まとまった価値観を崩壊させ、喪失したもの達。

それぞれ多様な価値観で騒々しいディスコミュニケーションの狂騒を巻き起こし、私の頭を混乱させて来る。

それも人間にとっちゃ、存在価値に近い重要な仕事なんだろうさ。いったい、いくらの月給をもらって、俺の頭をこんらんさせにくるんだ!ここにでてきていくらかよこせ!


大脳破壊



私が最近蒐集した資料の中では、チナスキーと郵便局の関係が、何となくリアリティを漂わせるのは、はたして妥当なところだろうか。

そいつはともかく、ブコウスキーは「くそったれの人生」を耐え忍びつつ、人生を軽蔑しない生き方を見せてくれるようにさえ思える。

そこで、人生を肯定できる画像を貼ることにする。


農夫











どうだね、この笑顔は。

これを見て、あんたらの心はいまこんな感じだろ。


夏










礼には及ばん、代金はキャッシュしか受け取らんから、手渡しに来るように。