私の名前はL・K・フロッグ。ここ時の街「川越」を転がっている。

Rolling Flog











リンクス川越事業所、ここは障害福祉事業所。さまざまな人の「働く」をサポートしている。

川越市は「就労移行支援事業所」が多い。

風景①












去年の時点ですでに、下の記事にある通りだった。






今では、15ヶ所近くある。

15だ。

江戸の将軍だってこれだけ続けば大政奉還する。

年齢で言えば、夜になるとバイクを盗んで走りだす歳だし、少年だってこれだけいれば無人島から帰還できる数だ。

このテトラナッチ数「15」はいったいどういうわけだと思うかね。

私にはわからない。教えてくれ。


風景②













蟲毒の様相を呈している川越、

それは新自由主義のなれの果てか、

本当に福祉国家を破壊するのか誰かが実験しているだけなのか、

衆愚政治の行きつく先か、

ソクラテスを殺した民主主義をプラトンは許したんでしょうか。

不動明












「みなさん、とうとうここまで読んでしまいましたね。 ここまではあなたは物語の外にいました。だが、これからはあなたも例外じゃない。 あなたも巻き込まれるんです。そして、あなたは…。」

私も、傍観者ではいられない。

私が推薦したいのは、ここだ☟。






ところで、

私は、カエルだ。カエルであることの最大の呪いは、自力で映画館に行けないことだ。

もちろん足はある。シンリシがいる。都合の良いことに奴も映画は好きだ。

私が観たいのは「探偵マーロウ」だ。





連日の深酒で、私の前頭葉は溶解し始めているに違いない。
いつもなら持ちこたえられる衝動も、今の私には止めるすべがなかった。
気付けばシンリシに話しをふっかけていた。

「おい、知っているか、ハンフリー・ボガード、ロバート・ミッチャム、エリオット・グールド。そこにリーアム・ニーソンが加わるんだぞ」

「ああ、知ってるよ。ちょっと歳がいってるきもするが、どんなマーロウになるのかね」

「俺は、L・K・フロッグ。つまり俺自身もハードボイルドの系譜に入れられる存在だと思ってる」

「まあ、見方によっては・・そうかもな」

「ラリー・”ドッグ”・スポーテッロやニック・ビレーンだってハードボイルドだ。俺がハードボイルドでない理由が見当たらないね」

「だったらそれで良いだろう」

「だろう。そんなハードボイルドな俺が、この映画を観ないなんて、失礼にあたるんじゃないか」

「何度でも観て、敬意を表せばいいじゃないか」

「そうなんだ、だがあいにく足が無くてね」

「ほう、おたまじゃくしから変態するときに、生えそこなったか」

「言ってろ。その足じゃねぇや。なぁ、頼むよ連れてってくれないか」

「残念だな、日本じゃハードボイルドは流行らないんだよ。見て見ろ、埼玉県内でやってる映画館は3つかそこらだぞ。遠いんだよ。仕事帰りじゃ間に合わないな」

「土日は何するんだよ。何とかならないか」

「週末は「ザ・フラッシュ」を観に行くんだ」

「おい、ふざけんなよ、そんなタイツはいてるようなダサい奴なんて見てどうすんだ、トレンチコートの方がいくぶん良かないか」

「目当ては、タイツじゃないんでね。バットマンだ。マイケル・キートンがまたバットマンを演じるんだぞ、見逃せるか」

「・・・・・・・・」


くそったれ、フラッシュ



くそったれ、フラッシュ!!