私の名前はL・K・フロッグ。ここ「時の街」川越で、人類の盛衰を見届けている。

リンクス川越事業所、ここは障害福祉事業所。様々な方の「働く」をサポートしている。

実相寺アングル













今日もリンクスではそれぞれのメンバーが就労に向けての準備や訓練を行っている。

午前には「座学」があり、午後には「メンバーミーティング」があった。

座学。就労に向けたノウハウや、裏技。

われわれカエルの世界でもそうだが、実はこういうことを改めて学ぶという機会はなかなかない。

座学1










私がおたまじゃくしからカエルになると、周囲のやつらは言った。

「もう尻尾はないんだ!跳べ!鳴け!」と。

私は大きく息を吸い込むと、歌った。

私が最近恐れるのは「井の中の蛙」になることだ。

大海を知れる可能性に賭け、動き始めたリンクスの車に乗り込んだ。

車はハローワーク行だった。メンバーさんの就職準備を進めているのだった。

車の窓から空を見上げると広がっていたのは「キタノ・ブルー」。

私はそう感じた。


キタノ・ブルー













リンクスに戻ると、「メンバーミーティング」が白熱している。

暑いのは車の中だけではなかったということだ。




ミーティング













8月の祝日、リンクスは開所している。そこでのレクについてみんなで話し合っていた。




デザイン













リンクスの一角では、デザインの小物づくりが進行している。


遠目に見ても、芸術性の高さを感じる。




出荷





































話題の「花手水缶バッジ」また一台、旅立っていった。

しばらく川越駅のアトレに置かれるそうだ。2階だ。16日までだから急がれるがよかろう。


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アートが現実を侵食している気配が漂う今日。

この変調を感じ始めたきっかけは、シンリシが騒いでいたせいだ。

支離滅裂な言葉の断片をつなぎ合わせて解釈したところ、やっと言いたかったことが分かった。

要するに、デヴィッド・クローネンバーグの新作が公開されるので観たくて仕方がないということだった。





「ザ・フラッシュ」の次はこれだ。

彼のせいで見損ねた「探偵マーロウ」。残念で仕方がない。

デヴィッド・クローネンバーグ・・・。

「裸のランチ」が頭をかすめた。それは私を不安に陥れる一つの観念を連れてきた。

ここはインターゾーン、シンリシはマグワンプ。

いや、形態的にいえば私が
マグワンプで・・・彼は・・・・。

「いい腕だ。君、名前は?」

「マーフィー」