私の名前は、L・K・フロッグ。ここ、時の街「川越」で人間の様子を見守っている。

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リンクス川越事業所、ここは障害福祉事業所。様々な人の「働く」をサポートしている。

暑い日が続ている。

GWも過ぎ去り、日常が戻ってきたようだ。リンクスも平常日課で進行している。

ヒトが休んだからといって植物は成長を止めない。野菜もそうだ。

「ブロッコリーが成長している」

その知らせを受け取ったのは、火曜日の朝だった。


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火曜日、希望者は農作業に行く日だ。あの畑にもしばらく帰っていない。あの頃はブロッコリーはなかった。追憶に駆られていると、受話器から苛立たし気な声がきこえてくる。

「どうするんですか、来るんですか?」

「いや、やめておく。この知らせだけで十分だ。ありがとう。」

彼は、善意で知らせてくれたには違いないのだが、せっかちだからな。いや、あれが畑のペースなのかもしれない。
電話ボックスから出て、事務所に戻ると畑の写真が送られてきていた。言葉は添えられていなかったが、彼の写真が入っていた。恩を忘れるなということだろう。


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午後は、就労のための模擬訓練として「洗車」を行っているメンバーさんがいたようだ。

高圧洗浄機が、強い日差しのなか虹を作っていた。

ところで、これがリンクスで活躍している車だ。

デロリアン

農作業や訪問、同行その他、色々な場所で活躍しているということだ。

その活躍ぶりは、その汚れ具合が示していた。

この車は、時速88マイルを超えた瞬間、次元転移装置へ1.21ジゴワットの電流が流れ、路面に炎のわだちを残し、タイムサーキットに設定された日付と時刻へとジャンプするそうだ。シンリシが言っていたのだから間違いない。



最後に、リンクスのの畑で取れた野菜たちを紹介しておこう。


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