こんにちは!リンクスの石井です


さて、今日はニュースから。

「漫画村閉鎖は困る」若者の発言に批判続出
「海賊版を許せば、良質なコンテンツの作り手がいなくなる」(BLOGOS)

[記事URL]
http://blogos.com/article/290142/ 

無料の画像アップロードサイト「漫画村」が一時閉鎖、
検索エンジンから表示されなくなったそうです。


漫画村では某有名海賊漫画などが著作者の許可なく違法にアップロードされており、
まさに「海賊王に俺はな(ry」と言わんばかりの無法者っぷりでした。

「海賊版」と聞くと、中国のイメージが強いと思います。

違法コピーしたDVDや、某ねずみのテーマパークを模倣したりなどは日常茶飯事。
日本でもよく中国のそうしたことを面白おかしく(ある種バカにして)
ニュースやらバラエティやらのネタにしてますが、日本も大差ありません。

利用者の著作権侵害に対する罪の意識のなさが今回のニュースから浮き彫りになっています。

漫画村の閉鎖に対する街の若者の意見が、
「(違法だと知ってたけど)閉鎖されて悲しい」
「(違法だと知ってたけど)無料だったのでありがたかった」
などなど。

いずれも違法だと知った上で悪びれることなく使っていることが分かるインタビューです。


著作権違反をするのはなぜいけないのでしょうか?

それは、本来そのコンテンツを使うことで著作権者に入るはずだった収入が
無関係の第3者のものになっちゃうからです。

つまり、創作物を作った人からするとお金を盗まれているのと同じなんですね。

こうしたニュースを見ると、
無断で著作物を広めた人はもちろん、そのコンテンツを使っている人も
「自分は盗みを働いているんだ」という認識が足りてないように感じます。
「No more, 映画泥棒」。まさにその通りです。


著作権違反は10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金です。

これは広めた人だろうが使った人だろうが関係ありません。

いま一度自分が盗みを働いてないか考え直しましょう。



著作権の概念が存在しなかった昔、芸術家の暮らしはとても厳しく、
世に名を残す芸術家の多くはパトロン(多くは富豪)という人が
その人の生活の全てを支えてくれていました。

昔の人の方がきっと芸術の価値を理解していたんですね。


現代では芸術は大衆化され、道具も安価になり、
たくさんのコンテンツが出てくるようになりました。

すると、本当は良い作品なのに多くの作品に埋もれて
日の目を見なくなるものが増えます。

また、インターネットの発達によりコンテンツの消費速度が著しく上がったことで、
一つの作品をじっくり見るという習慣がなくなり、
大衆の審美眼が養われにくくなってきました。

その結果、
「見るだけで減るもんじゃない」
「こんなの誰でも描ける」
と、芸術の価値は軽んじられるようになってきた。

現代の著作権軽視の風潮にはそんな背景があるように感じます。


著作権は現代におけるパトロンのようなものだと思います。
パトロンを殺してしまっては、芸術家は育ちません。

漫画を読むなら、映画を見るなら、
ぜひ作り手にお金が入るような仕組みの上で読みましょう。
きっとそうした方が、今後もっといい作品が出やすい世の中になってくると思います。





そんなかんじです。まじめなこと書いたなあ。

関係ないですけど最近食べ過ぎなのでなんとかしたいと思う今日この頃・・・。
ジョギングとかそろそろやろうかなあ。。。でもめんどいなあ。。。。笑
そのうちやりたい!笑


リンクス4コマ漫画21