私の名前は、L・K・フロッグ。ここイモの街「川越」で人類についての研究をしている。今日は3月とは思えない暑い日になった。変温動物にはつらい。気温以外にも、どことなく不思議な熱気も感じられた。 その日私はいつも通り、就労移行支援施設「リンクス川越事業所」で訓練
カエル
怪しい雲行き、イベントも中止。
私の名前はL・K・フロッグ。ここレトロな街、川越で人間に交じってフィールドワークを行っている。もう30分も雨を眺めているだろうか。気になることがあり、インフォーマントのシンリシを探していたのだが、今日は見当たらないようだ。冷めた泥水のようなコーヒーを飲み干す
「高い窓」での話、猫たちに「ロング・グッドバイ」
私の名前は、L・K・フロッグ。このレトロな街、川越で人類を調査をしている。 これまで私は、名前は持たなかったのだが、行きがかり上、呼び名を持たざるを得なくなってしまった。 それは不意の出来事だった。その日は、日差しが鋭く、つめたい風が身に染みた。 私がリン
オープンダイアローグ‐カエルによる福祉増進計画‐
こんにちは、リンクス川越事業所のカエルです。地球の悩みの種であるところの人類、それを理解するためのフィールドワークは続いております。 最近インフォーマントともだいぶ信頼関係が出来てきて、色々な話を聞くことが出来るようになってきている。まぁ、いわゆるラポー
戦いの局面は、認知戦へ!
こんにちはリンクス川越事業所のカエルです。相変わらず、人間界に潜んでフィールドワークを続行しています。知れば知るほど、不可解な人間の奇行。奥が深と言えば深いわけではありますが、果たして、あっしはこんなことをしていて良いんでしょうか。もっと取り組むべき問題